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山口県議会議員 戸倉多香子
2022-03-10

令和3年6月定例会一般質問(建設労働者への適切な賃金水準の確保について)

【Q】戸倉

先B、9年連続して公共工事設計労務単価が引き上げられているのに、 現場で働く建設労働者の賃金は変わらない、下請けで働く労働者も賃金が 上がらない、引き上げられた設計労務単価が、現場の末端まで行き渡るよう県でも取り組んでほしいとのお声をいただきました。(中略)県では、技能労働者への適切な賃金水準の確保等について、餅年、 同じようにお願いが繰り 返されていますが、効果が薄いのであれば、他の視点での取組も必要 かもしれません。建設業は社会資本整備の担い手であり、地域経済と雇用を 支えています。(中略)現場を支える建設労働者への適切な賃金水準の確保ができていないことについて、県は、今後、どう取り組まれるのかお尋ねします。

【A】商工労働部長

県では、建設労働者への適切な賃金水準を確保するため、毎年、公共工事設計労務単価を適切に見直すとともに、県内の建設関係団体に対し、建設労働者への適切な水準の賃金の支払いや、適正な額での下請契約 の締結などについて、要請しています。(中略)賃金の引き上げができていない 企業も一部見られることから、県としては、引き続き、建設労働者への道切な 賃金水準が確保されるよう、こうした取組を行ってまいります。

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