令和4年2月定例会 3月7日一般質問(新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算案について)
新型コロナウイルス感染症対策に係る
補正予算案について
【Q】戸倉
補正総額は、241億3100万円、このうち、239億1200万円が新型コロナウイルス感染症対策関連事業に係る補正予算です。4つの柱のうち「感染拡大の防止」に102億円、「県民生活の安定」に29億円、「県内経済の下支え」に65億円、「消費需要の喚起」に43億円(中略)。 これらの支援策が一刻も早く、苦しんでおられる中小企業者に活用していただけるよう、本定例会で補正予算が成立し次第、各支援策の申請の受付が始められるよう、準備を急いでいただきたいと思います。 県内経済の回復と中小企業者の事業継続に向けて、これらの支援策を必要とする方々全員へ、一刻も早くお知らせし、手続きも複雑なものとならないように工夫を重ねながら、活用してもらうために、県はどのように取り組まれるのかお尋ねします。
【A】村岡知事
感染症の長期化に伴う影響は、飲食業や観光業をはじめ、取引のある業者など幅広い業種に及んでおり、飲食等の関係団体からいただいた、事業継続や消費需要の回復に向けた支援の御要望をしっかりと受け止め、様々な支援策をこの度の補正予算に計上したところです。具体的には、業種を限定せず、売上が大きく減少した中小企業者に対する支援金の給付や、飲食店や宿泊事業者、公共交通事業者など、コロナ禍の影響を大きく受けている分野の事業継続や消費需要の喚起を図ることとしています。 今後、こうした事業を実施していく上では、それぞれの事業の目的に応じて、テレビスポットやSNSの活用など広報媒体の工夫や、市町、商工団体等の関係団体を通じたPRなど、効果的な手法によって、支援策の情報が対象者に届くよう広く周知してまいります。また、国や他県等で実施している類似の事業の実施方法や書類等も参考にするほか、WEB申請や添付書類の簡素化など、手続きについても効率化が図られるよう検討しているところです。