平成29年11月定例会で一般質問しました。(暮らしやすいまちづくりについて ー 分散型都市構造が課題)
※(一般質問) ※一部抜粋
暮らしやすいまちづくりについて─分散型都市構造が課題
【Q】戸倉
「暮らしやすいまちづくり」は、チャレンジプランにおいて、突破プロジェクトとして取り組んでおられますが、中山間地域をはじめとする県内各地域の活性化のためにも、若者の人口流出を食い止めるためにも、中小企業・小規模事業者が元気に事業を続けていただくためにも、「暮らしやすいまちづくり」は重要な視点だと思います。 山口県は、分散型都市構造が特徴と言われ、人口も経済も右肩上がりの時代には、この特徴は、強みであったと思いますが、人口減少が進む時代となった今、分散型都市構造であるがゆえに、県内の中核となるべき都市が、どこも力を失い、都市機能や利便性が低下していく原因となっているのではないかと心配しています。この点について、知事に就任されて、もうじき4年となられるわけですが、村岡知事は、どのように受け止めておられるでしょうか。お尋ねします。
【A】藤山土木 建築部長
今後、県内の各市が、都市機能や便利さを取り戻していくには、県はどのように取り組むべきだとお考えでしょうか。お尋ねします。 人口減少・少子高齢化が進行する中、将来にわたって活力ある地域を維持するためには、住宅や福祉・商業施設等を一定の区域に集約するとともに、これらの区域を結ぶ利便性の高い公共交通網を形成する「コンパクト・プラス・ネットワーク」のまちづくりを進めることが重要です。 このため、県では、居住及び都市機能誘導区域を設定する「立地適正化計画」と、持続可能な公共交通ネットワークの再構築を進める「地域公共交通網形成計画」の策定が、一体的に進められるよう、市町に対し、国の支援制度の情報提供、アドバイザー派遣などの支援を行っています。 引き続き、各市町間の調整、連携を進めるとともに、推進協議会への参画や県が作成する「住民参画まちづくりの手引き」による助言などを適切に行うこととしています。