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山口県議会議員 戸倉多香子
2019-03-20

平成30年11月 定例会で一般質問しました。(効率的な木材生産・供給体制の構築について)

※(一般質問) ※一部抜粋

やまぐち維新プランの具現化に向けた取り組みについて

効率的な木材生産・供給体制の構築について
ー出光興産徳山事業所のバイオマス発電事業化検討の開始と関連して

【Q:戸倉】

農林水産業のうち林業の現状と課題には、大型製材工場や合板工場、森林バイオマス発電施設などの多様な大口需要に応えるため、効果的な木材生産・供給体制の構築が必要とあり、注目しています。
周南市では、10月末に出光興産の徳山事業所が、バイオマス発電所の事業化検討を開始したとの発表がありました。出光興産徳山事業所は、1957年に、出光が初の製油所として操業開始した場所です。
残念ながら2014年、エネルギー供給構造高度化法に伴い石油精製機能を停止しました。さみしく感じていた市民も多かったと思いますが、その製油所跡地でバイオマス発電事業を実施し、新たに地球温暖化防止を目的とした非化石エネルギーの活用拠点としても生まれ変わる予定との発表でした。
発電出力が5万キロワットと大型なので、営業運転開始後しばらくは、輸入木質を使用するそうですが、中長期的には地元の間伐材や製材端材等へシフトを進め、これにより環境保全に配慮した持続可能な森林づくりと林業再生、地域振興、循環型経済の構築と発展を目指すと発表資料にあり、関係者の方からも聞きました。これらの動きとも関連する効率的な木材生産・供給体制の構築を今後どのように進められるのかお伺いします。

【A:土木建築部長】

県内6箇所に原木の集積・流通拠点を整備し、県下全域をカバーする流通網を構築したところであり、併せてICTを活用した需要に的確に対応できるシステムの整備を進めるなど、効率的な木材供給を行う仕組みづくりを推進しているところです。

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